カットソーの襟ぐりを下げる修理

今回はカットソーの襟ぐりを下げるお修理をご紹介いたします。

可愛らしいデザインのカットソーを持ってきてくださったお客様から、「動いていると前見頃が上がってきて襟ぐりが喉元まできてしまうので、襟ぐりをもう少し下げることは出来ないでしょうか？」とご依頼いただきました。

実際、着てみていただくと、襟ぐり周りをしっかりカバーしているデザインで、全体的にもう少し広げても良さそうでしたので、お客様と相談させていただきながら、肩線を左右それぞれ１．５センチ外側に広げ、前中心を３センチ繰り下げるようにしました。

襟ぐりを下げる際は、裏側についている「見返し」という別布の生地が足りなくなってしまうため、作り変えが必要になります。今回は白色でしたので、生地はおまかせでお伺いいたしましたが、色や柄などお好みもありますので、基本的にはお客様にご用意いただいております。

★襟ぐりを下げた際の見返し(襟ぐりの裏側)(Before&After)の画像★
　

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襟ぐりを下げることで、少しスッキリした印象になりました。
後日、再びご来店くださった際にお尋ねすると「大丈夫でした。」と喜んでいただけました。