フリースジャケットの袖丈ツメ(切り替え部分で詰める)

BEFORE

AFTER

今回はフリースジャケットの袖丈ツメを袖口から修理出来ない場合に、対応させていただいた方法をご紹介します。

お預かりしたのは、袖口や脇の下にファスナー、またエルボパッチや二の腕部分のクッションガードなどがついている、かなり機能性の高いフリースジャケットです。
袖口のカフスに近い位置にファスナーがついており、移動やカットすることが出来ないので、袖口からのお修理は出来ず、また脇の下にもファスナーがついているため、袖山（肩から）のお修理も出来ないとあって、かなり難しいお品物でした。

今回は肘下の内側に切り替えがあり、それを利用して切替部分で袖丈を詰めることにしました。
エルボパッチは一度はずして、付け直しするほうがきれいですが、かなり高額になってしまうため、今回はお客様のご了解を得て、エルボパッチをつけたままカットして、袖丈を詰めることになりました。

★袖の切り替え部分で袖丈ツメ(Before&After)の画像★

アウトドア用のお品物は機能性が高く、いろんな部品が付いていることが多いため、お修理自体、非常に難しいものがあります。
悩んでいらっしゃる方は、ぜひご参考になさってください。

皆様も是非、一度お試しください！！
洋服の修理も多種多様ですので、何でもお気軽にご相談くださいませ。