BEFORE
AFTER

今回は少し傷んだブラウスをタンクトップにリメイクした修理をご紹介いたします。

いつもご贔屓いただいているお客様から「とても気に入って着ているブラウスなんですが、生地がスリキレて傷んでしまったのですが、なにかお修理方法はありますか?」とご来店くださいました。

拝見すると、両脇下がスリキレで破れており、このまま置いておくとさらに傷が広がってしまうような感じでした。破れの修理の場合、スリキレを隠すように縫い目の内側に縫い込んだり、裏側に当て布をあてて表から細かいミシン目でたたきつけ、破れを縫い止める「ミシンたたき」という目立つ修理などがありますが、こちらのブラウスはどちらの修理も生地に負担がかかってしまうため、あまりお勧めではないとお伝えしました。

お客様から「であれば、思い切って袖をはずしてタンクトップにしてみようかな。」というご提案をいただきましたので、袖がなくなってもよければその方法が一番長持ちしそうという事になり、タンクトップにリメイクすることになりました。

「軽やかさを出したほうが着やすいかなー」というお客様のご要望と両脇のスリキレをなくすために、少し肩ラインを内側に移動させて袖ぐりを広くし、とりはずした跡は、袖の生地を使って周りを生地で囲む「パイピング」という方法で処理させていただきました。

★袖をはずしてタンクトップにした横から(Before&After)の画像★

★袖をはずしてタンクトップにして後ろから(Before&After)の画像★

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概算納期 10日間〜
概算金額 ¥5500~(税込)
レディス